American Expressが発行するHiltonブランドの最上級カードであるHilton Aspireカード。隠れベネフィットである250ドルのエアラインクレジットに改悪があったものの、現在でも間違いなく米国で一番オススメできるクレジットカードの一つです。今回カードの入会特典の一つであるWeekend Free Nightを使ってコンラッド大阪に無料で一泊してきました!
大変お得なこの無料宿泊特典、予約手続きの上では少々不可解な現象にも悩まされました。コンラッド大阪は思った以上に素晴らしいホテルで、大変快適に過ごすことができましたが、その感想は別の機会に譲るとして、今回はこの特典の使用方法についてまとめたいと思います。
特典の付与はカード入会の8〜14週間後
太っ腹なことに、この特典は1年後のカード更新時ではなく入会時に付与されます。無料宿泊特典のあるカードは他にもありますが、2年目のカード更新時以降の特典になっている場合が大半です。Hiltonの場合も残念ながらカード入会直後ではないのですが、8〜14週間後にHiltonから特典付与お知らせのメールが届きます。私の場合もカード発行から8週間後にこのようなメールが届きました。このメールが届くまでは特典を使うことができません。
ヒルトン系列の大半のホテルが対象
この特典は、一部の例外を除いた全Hilton系列ホテルで利用可能です。下記リンク先に例外リストがありますが、対象外となっているのはオール・インクルーシブやGrand Vacationが大半で、シティホテルのほとんどでこの特典の利用ができることがわかります。
WEEKEND NIGHT REWARD EXCLUSIONS
もちろんトップブランドである、コンラッド東京やコンラッド大阪もその対象に含まれます。コンラッド大阪の週末宿泊料金を検索してみたところおおよそ5万円程度のようですので、かなりお得な特典であることが分かると思います。
Marriott/SPG系のクレジットカードであるMarriott Rewards Premier PlusやAmexの Starwood Preferred Guest® Luxury Card等が提供している無料宿泊特典では、35,000ポイントか50,000ポイントのカテゴリが上限で、リッツカールトン東京、リッツカールトン大阪やセントレジス大阪などは対象に入りません。Aspireのお得度合いがよく分かるのではないでしょうか。
予約方法は電話のみ
この点は個人的に気が滅入る部分ですが、週末無料宿泊特典を利用した予約は電話からのみとなっています。米国の番号ですので、もちろん対応は英語のみで、自動音声案内の操作後、オペレータにつながります。予約時にはメール内に記載されたReward IDを伝えるようにとありますが、実際にはHilton Honorsに登録されたメールアドレスと電話番号で本人確認をするとReward IDについては確認されませんでした。これはその後の予約確認・変更の電話をかけた際も同様でした。とは言え、間違いがないようにReward IDを伝えておくようにしたほうが安心だと思います。
無料宿泊なのにポイントが引かれる?
ここが混乱したところです。まず予約完了のメールを見てびっくり。無料宿泊特典にもかかわらず、600.00JPY + 95000 Pointsとの記載があります。
Hilton HonorsのWebサイトから予約確認をしてみたところ、600.00JPYの記載はないものの、やはり95,000ポイントの記載が。
メールにも予約確認画面にも、”Reward Certificate”の右には私が直接は伝えなかった特典の番号が記載されているので、週末無料特典だと認識はされているものの、95,000ポイントが引かれるように見えます。折角の無料宿泊なのに95,000ポイントも引かれてはたまったものではありません。予約窓口に再度確認することにしました。
予約受付窓口も分かっていない
結論から言えばこのポイント表記は無視して問題ありませんでした。システムの都合上なのか、このような表示がされますが実際にはポイントは引かれませんでした。
そのやり取りが全く意味不明でしたのでぜひとも共有したいのですが、また後日追記したいと思います。
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